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カージナルス・田口「マイナー落ち」報道に“怒カ〜ン”

ドジャースとのオープン戦の後、マイナー通告報道を否定するカージナルス・田口(共同)
◆ 不屈の精神で2試合連続ヒット ◆

 <カージナルス1−1ドジャース>【ジュピター(米 フロリダ州)24日、内田雅也】マイナー降格の危機を迎えているカージナルス・田口壮外野手(32)が24日、生き延びた。「既にマイナー通告済み」と報 じた地元紙などの報道を「監督や球団から降格は聞かされていない」と否定。トニー・ラルーサ監督(57)は開幕メジャー25人の人選を保留しており、田口 は「ここにいる限りはチャンスも可能性もある」と最後の望みにかけた。ドジャース戦では途中出場し、2試合連続安打を放った。


◆ メジャー残留に「まだチャンスも可能性もある」 ◆

  「首の皮一枚」と自ら称する田口のメジャー残留への希望を象徴するような当たりだった。規定で最終回となる延長十回の二死。左腕ナンスの外角低めスク リュー気味直球にタイミングは狂わされたが、打球は二塁の頭上を越え、右前に落ちた。2度目の2試合連続安打だった。「リラックスして自分らしく、普通に 打てるようになってきた」

 だが会見ではいつもの笑顔がない。「3Aメンフィス行きを既に通告された」とする24日朝の地元紙セントルイ ス・ポストデスパッチなどの一部報道を否定。「全然話は聞いていません。いまギリギリのところで懸命にやっている僕の足を引っ張られて」。表情には怒りが にじんだ。

 23日に直接会談したラルーサ監督は「もし現時点で25人を選ぶのなら厳しいと伝えた」と最終カットの決断を保留している。 「投手を余分に入れるため野手は13人になる」と故障明けの投手が多く、開幕当初は投手12人制が濃厚。この日はプホルスを初めて左翼で起用し、三塁との 併用を検討するなど、最終決断には至っていない。それでも「田口はメジャーでプレーできるのか?」との問いに「今か?将来か?将来ならイエスだ」と答える など、状況の厳しさは依然変わっていない。

 「まだ、ここにこうしている限り、チャンスも可能性もある」。フロリダ滞在は残り3日。生き残りへ、最終局面を迎えていた。


海外スポーツ HEADLINE NEWS 2002年3月26日
カージナルス・田口「マイナー落ち」報道に“怒カ〜ン”

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